おばあちゃん先生の子育てコラム 第47回 「ごきげんよう」
立秋が過ぎ、何日目になったでしょう。それなのに、まだ暑い!ものすごく暑い!保育園は今年も、いいえ、去年よりも早くから暑さ指数計とにらめっこをしています。子どもたちを熱中症から守るために。
夏遊びの一番人気、水遊びの準備その1は水分補給の飲み水を身近に。そして、子ども側から見える所に置くこと。子どもは視覚優位という特性から「飲みなさい」との声掛けよりも見えたから飲みたい...となるよう環境設定します。その2、暑さ指数計が危険値を示したら、遊びを中断して入室する保育室のエアコン温度は28度。自動に設定しておけば、「涼しい」と「経済的エアコン使用」になります。その3、水遊びで使った水を撒く。打ち水で外の温度を下げる。ひしゃくを準備するのも風流です。
さて、異常な暑さから暑さ指数計を早い頃から各クラス分、揃えようとしましたが、どこへ問い合わせても品不足なのには驚きました。それならば、ここで子育ての昔ながらの知恵をいかします。視診を丁寧にして「いつもと違う」を見つけます。いつもは、ちょこちょことせわしく動くのに何だか、のろのろと動いている。目つきがトロンとして、食べるのもいつもと違う。視診の次に触診は首後ろの少し下の背中に手を当ててみます。体調の悪さを測る一番の目安は「機嫌」の悪さです。(つづく)
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>