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青葉区版 公開:2024年9月12日 エリアトップへ

認定NPO法人森ノオトが主催する、めぐる布市の運営を行う 齋藤 由美子さん 町田市鶴間在住 53歳

公開:2024年9月12日

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齋藤 由美子さん

布で広げる、リユースの輪

 ○…2020年から始まり、今では森ノオトの恒例行事となった「めぐる布市」。「続けられるのは皆さんのおかげ」と感謝を語る。年に1度、青葉区を飛び出し、中区の象の鼻テラスで行う出張版も好評で昨年の来場者は5000人を超えた。「人の輪とリユースの輪、どちらも広めていけたら」と願いを込める。

 ○…島根県出雲市出身。小学生の時、「作文を褒められたのが嬉しくて」とアナウンサーを志すように。高校まで地元で過ごし、大学進学とともに上京した。卒業後は夢を叶え、フリーを経てNHKのアナウンサーとして活躍。今でも不定期でラジオに出演する他、ナレーションの仕事も請け負っている。「自分の声で情報を伝えるのが、好きなんです」

 ○…41歳で結婚。娘が生まれたことを機に「子育てがしやすい街へ」と2012年に町田市へ移り住んだ。しかし、縁もゆかりもない街での子育ては難しく、「育児に役立ちそうなローカルの情報を集めるのに苦労しました」と振り返る。そんな時に出会ったのが、森ノオトが出している記事だった。「ネットに載っていない街のことが色々分かってとても助かった」。活動を知るうちに魅力に惹かれ、見る側から運営側にまわったのは8年前のことだ。

 ○…最近は森ノオトの活動を知り、全国から布の寄付が集まるなど、リユースの輪は広がるばかり。しかし、「人手が足りなくて、さばききれないものもある」と課題も浮かんできた。そんな中でも、障害者施設に一部業務を委託したり、新たな販路の開拓を目指すなど課題解決とさらなる飛躍に向けて歩みを止めることはない。「布市ではいつも同じものがあるわけじゃない。一期一会の出会いを大切にしてほしい」と微笑んだ。

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