神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2024年10月17日 エリアトップへ

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した 石橋 生(いくる)さん 青葉区在勤 42歳

公開:2024年10月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
石橋 生(いくる)さん

世界遺産、突き詰めて学ぶ

 ○…桐蔭学園高校で地理科の教諭として働く中で、自身の生徒が世界遺産に関するコンテストで最優秀賞を獲得。それに触発されて勉強を始めたのは2年前のこと。今夏受験した世界遺産検定の最上位のマイスターに合格し、首席かつ一定の条件を満たした者にのみ与えられるアカデミー賞を受賞。歴代7人しかいない受賞者の1人に名を連ねた。「受験するからには、一番で合格したかった。とても嬉しい」と喜びの表情を見せる。

 ○…広島市出身。厳島神社や原爆ドームが身近にあったこともあり、幼少期から世界遺産に興味があった。「『世界ふしぎ発見!』を家族で見るのが好きでした。まるで旅行をしているようで」と思い出を語る。大学進学とともに上京。海外に留学した際、外国人の友人に日本のことを上手く説明できなかったことから「自国に関する無知」を実感。日本の文化を学ぶ一歩として空手を習い始め、黒帯まで取得した。「やるからにはとことん突き詰める性格です」

 ○…趣味は世界遺産巡り。「今はまだ5カ国くらいしか行けてないけど」と苦笑しつつ、「定年後は世界一周旅行をしたい」と夢は膨らむばかりだ。最近の楽しみは、小学5年生の次女と一緒に世界遺産検定を勉強すること。「子どもと学ぶのは楽しくて」と笑顔で話す。

 ○…生徒への指導だけではなく、学校教材の執筆や編集、書籍出版を手掛けるなど多忙な日々を過ごす。9月には、世界遺産の審査などを行う国際NGOのICOMOSに加入。海外の専門家とも交流が生まれることから、英語の勉強を改めて始めるなどの努力も。今後も知見を深めながら、「自分の知識を伝えることで、生徒が世界遺産に興味を持ってくれたら嬉しい」と思いを話した。

青葉区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

久保 貴英さん

沖縄小林流空手道協会の昇段審査会で錬士六段を取得した

久保 貴英さん

桜台在住 42歳

11月14日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

11月7日

市来 利之さん

30年前に制作された青葉区誕生記念ドラマ『青葉物語』でプロデューサーを務めた

市来 利之さん

桂台在住 68歳

10月31日

北川 知彦さん

第23回全国障害者スポーツ大会陸上競技に出場する

北川 知彦さん

桂台在住 56歳

10月24日

石橋 生(いくる)さん

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した

石橋 生(いくる)さん

青葉区在勤 42歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook