おばあちゃん先生の子育てコラム 第49回 「小さい秋みいつけた」
スーパーの野菜コーナーに、パックにきれいに詰められたあざやかな黄色の菊の花みいつけた!暑さ指数だの猛暑だのと10月に入っても...。「やっと♪小さい秋、――みいつけた」。秋色のお味噌汁をお子さまと一緒に作ってみませんか。
作り方はまず、お鍋にいつものお味噌汁と同じ量のカツオ節のだし汁を煮立てます(顆粒状のだしの素でも可)。具には油あげ。細切りにするのは、ママの役。菊の花を"花びら"にほぐすのは、小さなもみじの葉っぱのような手のお子さまの役。花びらをサッと水洗いして、油あげと一緒にお鍋に入れれば、ハイ出来上がり!「ふぅーふぅー」して召し上がれ。
そして花、食べちゃうのです。この食卓からは、コスモスの花、リーンリーンとこおろぎの声、夜道のお空のお月さま黄色くて大きい、涼しくなってきたね...と秋を連想する会話が続きます。
乳幼児は視覚優位で、聴くよりも見る方がわかりやすく、理解しやすいと言われています。でも、見えていなくても、聴こえていなくても、想像力は旺盛。お化けなんてないさ!お化けなんてうそさ!と大声で歌ったのに、「先生、ろうかの電気つけて、お化けがくるからー」とどなっていますから。ご家庭で、いろんな秋見つけのおしゃべりをしましょう。
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