青葉区は1994(平成6)年11月6日に誕生し、まもなく区制30周年となる。3日(日・祝)には区内最大級のイベント「青葉区民まつり2024」=中面で特集=が総合庁舎周辺で行われる他、4日(月・休)には記念式典が青葉公会堂で行われる。記念事業は今後も続くが、大きな節目を迎える。
人口増と街の発展が著しかった港北区と緑区を4分割し、再編成することで生まれた青葉区と都筑区。公募されて決まった「青葉」の名の通り、緑ゆたかで洗練された街並みが広がり、今では30万8千人が暮らしている。
記念すべき30周年を盛り上げようと、思いが込められたキャッチフレーズは「未来へつなごう 青葉の魅力」。ふるさとや地域の絆を誰もが感じられるよう、今年に入ってからさまざまな記念事業が行われてきた。横浜美術大学に通う山口凜々花さんが考案した記念ロゴマーク=右写真=もイベントに花を添えた。
井端監督の講演やテレビ収録も
9月には区内在住で野球日本代表「侍ジャパン」トップチーム監督の井端弘和さんの特別講演会やTV番組「開運!なんでも鑑定団」の人気コーナー「出張鑑定」の公開収録も行われた。いずれも会場となった青葉公会堂に多くの区民が集まっただけではなく、「青葉区」の名を全国に広める機会となった。
区民や企業・団体、行政が紡いできた青葉区の歴史。これからも「住みつづけたい・住みたいまち 青葉」であり続けられるよう、歩みは続く。
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