都筑区を拠点に活動するシニアジャズバンド「ハッピーじゃむ」は、区内各地のイベントなどで演奏を披露し、観客らを魅了している。24人が在籍し、メンバーの平均年齢は72歳、合計年齢は1600歳を超える。
憧れ叶える
バンドは2002年6月、生涯学習を目的にジャズアンサンブル教室として8人で結成。「戦後間もない頃に、ラジオで流れていた『かっこいい音楽(ジャズ)』を自分たちの手で演奏できたら」と活動を開始。当時は、ほとんどのメンバーが演奏初心者で、各々が楽器を持ち寄り、毎週月曜日に地域交流や認知症予防の目的も兼ねて練習を行っていた。
バンド名の「ハッピーじゃむ」は、「幸せを混ぜる」と「ジャズだけでなく、懐かしの童謡や歌謡曲など、さまざまなジャンルを演奏する」という意味が込められている。
これまでに演奏してきた曲数は約80曲。現在は「健康」「上達」「楽しむ」をテーマに活動し、区内の老人施設を中心に、多い時で年間約30公演をこなすなど、着実に実力を付けてきた。コロナ禍で活動ができない時期もあり、現在は公演数も減少したというが、「ジャズ熱」は弱まることを知らない。
バンド役員の金子幸司さんは「公演では、同年代の方が楽しめる曲を中心に編成している。自分たちの演奏で元気を届けたい」と笑顔で話した。
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