意見広告・議会報告
市政報告 53 性被害者に寄り添った支援を! 横浜市会議員 田中ゆき
令和5年度の内閣府の調査では、「無理やりに性交等をされたことがある」女性は8・1%、男性は0・7%となっています。被害者のうち警察へ連絡、相談した人はわずか1・4%で、誰にも相談しなかった人は最多の55・7%です。性被害では、加害者との関係性が(元)配偶者・交際相手、職場や学校関係者、親・兄弟・親戚など面識のある人が多く、複雑な事情により相談支援につながりにくい状況があります。しかし、被害者は医療機関での治療を要したり、仕事が継続できなくなったり、転居を余儀なくされる等、身体的・精神的・経済的に、大きな負担を強いられます。
横浜市には、犯罪被害者相談室(【電話】045・671・3117/月曜から金曜、9時から17時)があります。同相談室では、性犯罪の相談支援が48・9%と最も多く、近年増加しています。被害者に支援金等を支給する制度もありますが、原則、被害届が警察に受理されるなど、被害が客観的に確認できる場合に限られます。何ら支援を受けられない性被害者が多い実態を踏まえ、私は10月の議会で、被害者に寄りそった支援内容の改善を要望しました。誰にも相談できず、孤立し、自責の念に駆られるなど苦しみ続ける性被害者が沢山います。相談支援が十分に受けられるよう、施策の充実をはかります。
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