青葉警察署と第一生命保険株式会社町田支社は11月26日、犯罪被害を防ぐことを目的に「地域安全に関する協定」を締結した。当日は同署の鎌田純署長と同支店の田中秀人支店長らが出席し、書面を交わした。
協定は同支店から提案したもので、特殊詐欺などの犯罪を未然に防止するための情報発信や広報啓発活動、安全安心まちづくりに関する事項への協力などを行う。具体的には青葉区で活動する同支店の社員約200人が顧客宅などに訪問する際に、様々な防犯情報を伝えるなどするという。田中支店長は、昨年に支社の開設50周年を迎えたことを踏まえ、地域への感謝を示し、社会貢献活動に力を入れていくと協定締結の意義を語った。
一方、鎌田署長は、今年1月から10月末の時点で同署管内の刑法犯発生状況は875件と昨年比で163件増加している他、自転車盗の増加が著しく、昨年比50%増だと語った。また、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺の認知状況は34件と前年比で11件減少しているが、被害額は約1億4900万円と増加している状況も説明。今回の協定締結によって「犯罪被害の撲滅に向けた対策をより効果的に推進することができる」と期待を示した。
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