神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2025年1月30日 エリアトップへ

黒須田在住福井悠子さん 國際書画展で会員賞 国立新美術館で作品展示

文化

公開:2025年1月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
福井さん(左)と夫の久さん=本人提供
福井さん(左)と夫の久さん=本人提供

 黒須田在住の福井悠子さん(85)の作品が、国立新美術館(東京都)で開かれている「第47回國際書画展」会員の部で会員賞を受賞した。作品は2月3日(月)まで同展で展示されている。

 書画を通じた国際交流を目的に國際書画連盟が主催する同展。福井さんは毎年会員として出品しており、今回は彩色された梅の花と鳥が2羽描かれた水墨画『春信(しゅんしん)』で初めて会員賞に選ばれ、連盟の評議員に昇格した。

 福井さんは「まさか受賞できると思わなかった。不思議な元気をもらったような気持ち」と喜びをあらわにする。

息子の言葉きっかけに

 35年前に東京から現在の青葉区に移り住んだ福井さん。4人の子育ても一段落した折、次男が体調を崩し入院。家に籠りがちだった福井さんは次男から「家から出て、何か人の役に立つことを」と励まされた。その後次男は急逝してしまったが、「息子の分まで人の役に立ちたい」と、消費生活推進員、家庭防災委員、民生委員などを務めて地域福祉に尽力。趣味として始めた彩色水墨画でも活発に人と交流するようになった。

 福井さんは「みなさんと関われるようになったのも息子の言葉のおかげ。受賞がきっかけで自分のような立場の人を勇気づけられたら」と思いを語った。

青葉区版のローカルニュース最新6

カメラと映像の祭典「CP+2025」パシフィコ横浜で2月27日から

横浜市委託事業 管理体制などの問題指摘

横浜市委託事業 管理体制などの問題指摘

包括外部監査人が報告書提出

2月21日

組立ヒコーキ空に舞う

中里地区

組立ヒコーキ空に舞う

最長記録は11・82秒

2月20日

初出品で佳作入賞

あざみ野在住松本康さん

初出品で佳作入賞

全国規模の公募展で

2月20日

「もっと子どもの居場所を」

あおば学校支援ネットワーク

「もっと子どもの居場所を」

活動が県の事例に

2月20日

好奇心に駆られるままに

俳優の石丸さん「ネバー・トゥー・レイト」の精神

好奇心に駆られるままに

2月20日

あっとほーむデスク

  • 2月6日0:00更新

    0

  • 1月30日0:00更新

    0

  • 1月1日0:00更新

    0

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障とは?」 コラム【43】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    2月13日

    0

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook