子どもと地域の大人が一緒に作る1日限りの仮想の街「チッチェーノ・チッタ」が3月8日、美しが丘公園の多目的広場で開催された。
子どもたち自らが店舗の出店や街の運営に携わり、そこに地元企業や団体等の大人出店者が加わって街を作る同企画。当日訪れた子どもたちは「子ども市民」として各店舗で職業体験をし、受け取った「給料」を使って店舗で買い物等を楽しみ社会の仕組みを学ぶ。
今年のスタートを飾ったのは「くろがねの森鉄道チッチェーノ・チッタ線」開通式。線路周辺に大勢が詰めかけ、子どもたちのあいさつやテープカットが華々しく行われた。会場には子どもや大人、公共機関などによる67店舗が並び、客を呼ぶはつらつとした声や仕事体験を真剣に楽しむ笑顔があふれていた。「子ども市民」の赤松航さん(11)は、直感で興味を持ったという建築士事務所で間取り図作成を体験。「収納スペースとバルコニーを工夫した。自由に考えられて楽しい」とこだわりが詰まった2階建ての構想を語った。
当日は、同イベントのマスコットキャラクターの名前を決める人気投票も実施。運営陣の子どもたちが自作の衣装でキャラクターに扮して会場内を巡り、投票を呼びかけて来場者を楽しませた。
![]() 間取り図を作成する赤松さん
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![]() マスコットキャラクター(右)とイラストを持って投票を呼びかける子どもたち
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