意見広告・議会報告
市政報告 56 こころの病気への理解を深め、差別のない社会を! 横浜市会議員 田中ゆき
私は、看護師として精神科病棟で勤務していた経験から、皆さんにお伝えしたいことがあります。こころの病気は誰もがかかりうる病気であるということです。こころの病気で通院や入院をしている人たちは、国内で約614万人にのぼります(令和2年)。また、生涯を通じて4人に1人がこころの病気にかかるとも言われています。つまり、こころの病気は特別な人がかかるものではなく、誰でもかかる可能性があるのです。しかし、こころの病気は、本人が苦しんでいても周囲からは分かりにくく、知らないうちに無理なことをさせたり、傷つけていたり、症状を悪化させてしまうこともあります。
また、こころの病気に対する差別的扱いや心無い発言により、悩み苦しむ人も少なくありません。こころの病気を理由に差別をすることは人権侵害にあたり、許されないことです。横浜市では、市民相談室にて、差別や不当な扱いなど人権について相談できる、人権相談【電話】045・671・2306(毎週水曜日13時〜16時/予約制)があります。ぜひ、ご相談ください。私は議会にて、人権施策の推進を繰り返し訴えています。こころの病気による差別、人権侵害をなくすために、こころの病気への理解を深める等、あらゆる人権施策を力強く推進して参ります。
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