育て しらとり台の『ひまわり』 不登校児らの”居場所”、来月開校
発達障がいや不登校に悩む子どもたちの”居場所”として来月1日(水)、ボランティアスクール・横浜みどりの学校「ひまわり」(渡辺正彦校長/しらとり台81・軽井沢園農地内)が開校する。今年3月まで横浜市立さつきが丘小学校で校長を務めていた渡辺さんらが中心となりスタートする同校。農業体験や自然体験を通して児童や生徒の成長を支えていく方針だ。
地域への恩返し
同校では、農業・自然体験を軸に社会性や人間性を習得させ、地域社会に貢献できる子どもの育成を目標とする。また、発達障がいや不登校などの教育相談も受け付けていく。さつきが丘小学校の校長を9年間務めた渡辺さんは「大変お世話になったこの地域で、少しでも悩みを抱えている家族や子どもたちの教育支援を行っていきたい。地元しらとり台やさつきが丘に将来貢献できるような子どもを育てたい」と話している。
農地の提供を行ったのは、地元で造園業や農園を営む有限会社シモヤマランドスケープの下山和正社長。「この学校を通して地元住民が繋がり、地域が活性していくようになれば嬉しいと思い協力しました」と下山さんは話す。
現在、同校では指導補助ボランティア、事務スタッフ、農作業ボランティアなどを募集している。問合せは、横浜みどりの学校「ひまわり」【携帯電話】090・9201・3992、【メール】masahiko-w-0616@ezweb.ne.jp渡辺さんまで。
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