「横浜市青葉区郷土史の会」(籔本隆(やぶもとたかし)代表)による公開講演会『増上寺領の村々〜大河ドラマ「江」にちなんで』が区役所で開催され、区民約60人が”お江”と地元青葉のゆかりについて学んだ。
江の棺担いだ村人たち
現在、NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の主人公、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の正室(妻)である江は、「旧都筑郡石川村・荏田村」(現在のあざみ野・たまプラーザ地域)を領地の一部としていた。
当日、講師を務めた横浜市歴史博物館(都筑区)主任学芸員・斉藤司さんはさまざまな史料に基づき、江の葬式には約350人の村人が棺を担ぎに出向いたことなどを紹介。また、当時の村人たちは江の命日・寛永3年9月15日にちなみ毎月15日は農業はせず、精進物を用いて行事を行っていたことも説明された。
青葉の地が江との絆があった歴史に、参加者たちはメモを取るなど熱心に耳を傾けていた。
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