神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2012年3月8日 エリアトップへ

「災害から高齢者を守ろう」 介護老人施設で避難訓練

公開:2012年3月8日

  • LINE
  • hatena
引きずって運ぶことができる担架を使用した
引きずって運ぶことができる担架を使用した

 青葉台南商店会では、災害時、高齢者施設の入居者をスムーズに避難させる救護体制を再確認しようと、先月26日、しらとり台の老人ホーム「メディケアホーム青葉台・花笑」で避難訓練を行った。

 これは、消防団員であり、同商店会・鴨志田保会長が昨年から企画・実施しているもの。「一昨年のグループホーム火災や昨年の東日本大震災でも、被害者の半数以上が高齢者だった。こうした状況を受け、消防団として施設を把握し、緊急時に備えなくてはという気持ちがあった」と鴨志田会長。また、同ホームは夜間、職員2人体制になるため、職員だけで入居者を避難させるのは困難。地域住民との連携が不可欠だとして、同商店会や青葉台地区連合自治会、しらとり台自治会、地元消防団、社会福祉協議会などが参加した。

 訓練では、夜間に火災が発生したという想定で、避難経路や搬送方法を確認。参加者らは入居者の手を取りながら、各部屋から誘導を行った。歩けない高齢者は、引きずって運ぶことができる担架を使用した。

 実際に同担架を体験した山川英子青葉台連合自治会長は、「身体が安定してお尻も痛くなかった。これなら、寝たきりの高齢者もスムーズに搬送できる。今後も地域で防災を考えていきたい」と話した。
 

青葉区版のローカルニュース最新6

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

区民アンケート実施中

区民アンケート実施中

区制30周年を迎えて

11月22日

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

不審な訪問が増加

不審な訪問が増加

水道局が注意喚起

11月21日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook