区内上谷本地区出身で将棋名人の森内俊之さん(41歳)による講演会「名人を夢みて」と指導対局が今月10日、もえぎ野センターで開催され、地域住民ら約220人が会場を訪れた。
森内棋士は昨年、羽生善治棋士から名人を奪取。4期ぶりに返り咲いた。講演会では、名人までの道のりが紹介され、「スランプがあると知って驚きました。すごい人だと思います」と参加者は感想について話した。また、もえぎ野中学校将棋部が企画した森内名人にまつわるクイズ大会も開催。全問正解者には名人から扇子が贈られた。
講演会後は、森内名人が子どもと大人計10人を相手に指導対局。約1時間に渡って、対局を行った。名人に勝ち、会場を沸かせた鴨志田緑小学校の稲垣颯太(そうた)君(1年)は、「途中から勝てると思った」と大満足の表情を見せた。
来月10日には、羽生棋士が挑戦者となる名人戦が始まることから、同センター職員は応援色紙をプレゼント。森内名人は嬉しそうな表情を見せ、受け取った。
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