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青葉区版 公開:2013年3月14日 エリアトップへ

市が尾駅前の商店街として新しく誕生した「市ヶ尾商栄会」の初代会長 串田 勝利さん 都筑区在住 68歳

公開:2013年3月14日

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すべては「市ヶ尾」のために

 ○…「同じ市ヶ尾なんだから、西口も東口も一緒になって駅周辺を盛り上げていこう」。駅を隔て、別々に活動していた商店街を一つにまとめ「市ヶ尾商栄会」を2月からスタートさせた。市ヶ尾で花屋を営む傍ら、会員拡大に奔走。新たに6店舗が商店会に加入した。「新しい仲間が増えるのは嬉しい、楽しい商店会にしていきたい」と意気込む。

 ○…緑区の三保小学校、中山中学を卒業。両親は中山で花屋を経営していた。食卓や玄関など様々な空間に、季節の花がある家庭環境で育つ。「なんとなく自分が跡を継ぐのかな」と、高校卒業と同時に銀座の由緒ある花屋で修業を積む。実家に戻り稼業を手伝っていたが「自分の好きな花屋を開きたい」と、30歳で市ヶ尾にジョイフロリストを開店。「楽しい花屋にしたかったと英語のエンジョイから命名したんだ」

 ○…「世間は休日でも、花の需要はいつでもあるからね」と、元旦から休みなしで店に立つ。仕事に打ち込む姿を見てきた長男も、同じ店で働く。「電子工学の大学に行ってたから、『俺も花屋になるよ』って言われた時は、すごく嬉しかったね」。花の仕入れや配送準備など、阿吽の呼吸で仕事を行う。「息子がいるから店も安心だよ。俺の背中を見てくれてるのかな」と満面の笑みを浮かべる。

 ○…「市ヶ尾で商売をさせてもらっているから、何か役に立てれば」と街に対する思いは強い。旧商店会(市ヶ尾東口商栄会)を立ち上げたメンバーの一人でもある。きっかけはスーパー「西友」の進出。「大型店ができるのは、脅威だったからね、皆で結束したんだ」。今では「西友駐車場」で行う夏祭りが、恒例行事となり共存共栄の間柄となっている。「自分の店だけではなく、みんなが良くなるように頑張っていきたい」。今後、新たな取り組みとして、防犯パトロールや商店街の清掃活動を行っていく。すべては市ヶ尾の発展のために。

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