県私立幼稚園連合会 渡邉会長 自園に「民間避難所」 市内で初の設置
神奈川県私立幼稚園連合会の会長を務める渡邉眞一氏が、自身が運営する「初音丘幼稚園」(保土ケ谷区)に、横浜市で初となる「助け合い避難場所」を設置。
地域住民の自助・共助の拠り所となる”民間第1号”の取り組みに「他区の幼稚園でもぜひ参考にして」と呼び掛けている。
「他区も整備を」
この避難場所は、小・中学校などに防災資材等の備蓄機能を整えた「地域防災拠点」を補完するもの。市では地域が先導する災害対策を推奨しており、元々防災活動に熱心だった同園を支援する形でこの「助け合い避難所」が誕生した。
避難所は園内グラウンドの一部に食料等を保管するコンテナ風の備蓄庫を新設。現在、園児や近隣住民の食糧を確保すべく準備を進めている。同園の渡邉会長は「地域防災を考える際民間避難場所の拡充は喫緊の課題。設置場所の候補となる市内の幼稚園関係者に、その重要性を広めていきたい」と話している。
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