一年の幸せ祈って 区内各地で「どんど焼き」
正月の松飾りや団子などを焼いて一年の無病息災、五穀豊穣を祈る伝統行事「どんど焼き」が、区内各地で行われた。
どんど焼きは、1月15日の小正月(こしょうがつ)前後に行われてきた火祭り行事。その火で焼いた餅や団子を食べると、1年健康で過ごせるという言い伝えがある。
しらとり台にある、横浜みどりの学校ひまわりで1月18日に行われたどんど焼きは、3年前、郷土史の会(下山和正代表)によって約30年ぶりに復活。同地域では、団子を焼く際、ケヤキや栗の木を使うのが特徴だ。参加者らは三つ叉に分かれた枝の先端に団子をつけ、焼いて食べていた。また、原始的な火起こし体験やフリーマーケットなどが行われた。区内在住の参加者は、「正月飾りを燃やしに来た。お団子が美味しかった」と話した。
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