若草台在住の大橋新(あらた)さん(70)=人物風土記で紹介=が9月17日、希少な白いスズメの撮影に寺家町で成功、その後も数回目撃し、写真に収めている。大橋さんは各地で発見される白スズメの存在を知り、寺家町にもいるのでは、と3年前から探していた。発見時、電線に止まっており、遠方からの撮影となったが、4日後には再びオクラ畑にいるところを見つけ、付近からきれいに写真に収めた。
日本野鳥の会・神奈川支部の黒田清恵さんは「白いスズメは稀だが、見たという報告は各地である。色素が抜ける突然変異の一種で、白いと目立つので外敵には狙われやすい」と話す。
普段から寺家町のスズメを中心に撮影する大橋さん。これまで撮影した枚数は2、3千枚にのぼる。散歩コースにしている寺家町は豊かな自然が残り、150以上の野鳥がいると言われている。「珍しい鳥もいるが、スズメはいろいろな姿を撮れて面白い」。朝日を背に群れ発つ姿、雪の上にたたずむ様子、稲木から飛び立つ瞬間などさまざまな場面を撮影し続けている。
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