地場産の「お土産」を新たに発信しようと、美しが丘の起業支援拠点「まちなかbizあおば」の有志メンバーが「たまプラーザ発横浜お土産プロジェクト」を始動。1月23日には試作品のお披露目イベントが美しが丘の3丁目カフェで行われ、シフォンケーキやフランを紹介した。
原料に横浜産の米粉を使い、季節ごとに風味も変えていく予定。発案から原料調達、製造、販売まで、一貫して地元で賄うのがコンセプトだ。
「取引先に持っていく地元(横浜北部)のお土産がない」。「まちなかbiz」メンバーの一言がきっかけで企画がスタート。有志が集まり、話し合いを続けてきた。開発を担当する市ヶ尾町の(株)さくら工房、櫻井友子社長は「自給目的の田んぼが多く、原料のお米の確保が大変だが、協力してくれる人もいる。都内勤めの人が多い青葉区だからこそ、地域の人たちの協力で作った心温まるお土産にしたい」と意気込みを語る。
現在、資金調達にインターネットを通じて、賛同する支援者から寄付を集める「クラウドファンディング」を活用している。期限までに目標の寄付金が集まれば、資金が支払われる仕組み。同プロジェクトの目標金額は最低55万円で、2月2日時点で7万円に達している。今後、寄付や企画協力者を募りながら4月の「桜まつり」でブース販売し、6月から通常販売を目指す。
2月14日に試食会も
2月14日(土)には、試食会を「まちなかbizあおば」(美しが丘1の13の10)で開催。午後1時と4時からの2回で、3時から4時は櫻井さんがプロジェクトの説明等を行う。参加無料で要予約(入退場自由)。
詳細は「ローカル・グッド・ヨコハマ」のウェブサイト(【URL】http://yokohama.localgood.jp/)の「たまプラーザ発横浜おみやげプロジェクト」を参照。(問)同プロジェクト実行委員会【電話】045・482・4385
青葉区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|