女性が開発に貢献した商品から、優れたものを認定する県の事業「神奈川なでしこブランド」に1月27日、市ヶ尾町の(株)さくら工房(櫻井友子代表取締役)が選出。青葉区では唯一の認定となった。
昨年に続き2回目の同事業では、県内から56件の応募があり、16件の商品が認定。認定を受けた商品は「神奈川なでしこブランド」として販売できるほか、県が積極的にPRする。
(株)さくら工房は、働きながら子育てした経験を持つ櫻井さんが、母親の目線で手作り食品をつくろうと設立した。スタッフ全員が女性で、子育て中の母親らがパート職員として働く。「女性を応援するぴったりの認定事業。神奈川から商品を発信したい」と、自社開発製品を応募した。
「惣菜そぼろ」は、手作りのそぼろが一般家庭で簡単に食べられるよう、一昨年から1年かけて開発。癒し効果や免疫を高める作用があるとされる鶏の胸肉を使用した「鶏醤油」や、「高野ひじき」「茸山椒」など8種類がある。開発には関東経済産業局の補助金制度を活用し、試作を繰り返して、肉や魚、野菜、海藻などの材料で作り上げた。昨年の7月から、店舗や通信販売会社への卸売を中心に展開し、同社オンラインページ(【URL】http://sakura-kobo.shop-pro.jp/)でも販売している。
ご飯にかけるほか、料理の食材としても使用できることを意識し、購入後に味付けもできるようにあえて薄味にした。「働くお母さんや会社員、一人暮らしの男性が、ひと手間加えて、簡単に手作りの食事が食べられるようになれば」と櫻井さんは話す。今後は、メーンの鶏味のそぼろを定着させ、種類をさらに充実させたいという。
2月5日には西区のパシフィコ横浜で認定式も行われ、黒岩祐治知事から認定証が贈られた。
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