4月3日告示、12日投開票の神奈川県議会議員選挙に向け、青葉区からの立候補予定者が出そろってきた。本紙の調べでは定数1減の3に対し、現職4人と元職2人の計6人が名乗りを上げている。(3月2日起稿)
3議席を6人で争う混戦の県議選。現職は前回トップ当選した維新の党の赤野孝之氏(45・1期)と、自民党の小島健一氏(51・3期)、神奈川ネットワーク運動の若林智子氏(53・1期)、自民党の内田美保子氏(49・2期)の4人全員が立候補を表明し、準備を進めている。
前回、現職2議席を守れなかった民主党は、次点で敗れた元職、伊藤久美子氏(55・1期)を再び擁立する。元職の大井康裕氏(48・2期)は、現時点で無所属で出馬する意向だ。
赤野氏は前回、みんなの党から出馬。現在は党県総支部の幹事長を務める。二重行政の解消や「身を切る改革」をテーマに、大阪での事例を県や横浜市でも推進していくことを訴える。
小島氏はこれまでもテーマに掲げてきた、神奈川県予算の3割を占める教育の正常化に取り組んできた。その抜本的改革として歴史教育や領土教育、道徳教育の推進を訴える。
党共同代表の若林氏は子育て支援や女性、若者、障害者の就労支援に注力してきた。NPOや企業のボランティアによる活動に公的支援を広げ、地域経済や雇用で連携することを訴える。
内田氏は医工連携による経済戦略や雇用対策等の実績を訴えるほか、女性の働き方全般について、子育て環境の整備などを主張。一人暮らしの高齢者支援や介護問題にも取り組む。
伊藤氏は医療や介護予防、教員の人材育成、子育て、女性の生き方支援をテーマに掲げる。産業の分野では知財創出の観点から、大学開放、研究の場づくりなど教育の充実を訴える。
大井氏は前回選挙の後、民主党を離党。地方自治体の立て直しを軸に、高齢者の活躍の場づくりや人財(人材)育成を掲げる。政党支持のない層の声が反映される議会づくりを目指す。
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