11月11〜17日の「税を考える週間」に合わせ、緑税務署(兵庫浩署長)による中学生向け租税教室が25日、あざみ野の劇団四季本社で行われた。今回は同劇団の協力のもと、市立山内中学校の演劇部を中心に女子生徒27人が参加した。
稽古場で行われた租税教室では、横浜中税務署の高山みさきさんが税金の流れや主な種類、使われ方などを解説。「税にはどんなものがあるか」という高山さんの問いかけに、「たばこ」「所得税」「相続」など生徒からはさまざまな回答が挙がった。また、義務教育が税金でまかなわれている話では、「中学に月謝があるとしたら、1人8万3000円かかる」という例も紹介され、生徒からは驚きの声があがっていた。
「夢を叶えるために」と題した特別授業では、「赤毛のアン」主役を務めた同劇団俳優、若奈まりえさんが登場。劇団に入るきっかけや経緯、オーディションの課題でセリフを忘れて、その場の発想で乗り越えたエピソードなどを交え、「絶対に舞台に立ちたいという気持ちが伝わったのかな」と語りかけた。
授業の後は、ミュージカル「エルコスの祈り」の稽古風景を見学。迫力ある演技に生徒たちの視線は釘づけになっていた。同校演劇部3年の内田小春さん(15)は「税の教室も稽古場も、本当に貴重な経験だった。演劇の枠を超えて、一生懸命やることの大切さを学んだ」と感想を話していた。
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