神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2017年3月9日 エリアトップへ

日本ジュニア室内陸上競技大阪大会の走幅跳で優勝した 小田(おだ) 大雅(たいが)さん 桐蔭学園高校3年 

公開:2017年3月9日

  • X
  • LINE
  • hatena

陸上なら誰にも負けない

 ○…「自分自身の風切音が聞こえ、目には砂場が見えるだけ。一瞬、無重力になる不思議な感覚」。そんな気持ちの良さに魅せられ、ロングジャンパーになった。2月に行われた日本ジュニア室内陸上でベストとなる7m61を記録。高校最後に初めて全国優勝のタイトルを手にしたが、「もう少し自分は跳べると思っていた」と悔しさを露わにする。

 ○…秦野市在住。昔から外遊びが好きで、野球などにも興じたが、チームプレーよりも自分の楽しさを優先させてしまう性格。家族の勧めもあり、小学1年で姉が所属していた陸上クラブに入会した。当時「足の速さは普通か遅いくらい」。しかし走ったり、跳んだりが昔から大好きだった少年にとって、陸上競技はぴったりだった。夢中で競技に取り組む一方、内気な性格で自分に自信が持てず、小学校の時にいじめられた経験も。思い悩むこともあったが、父から「悔しいなら誰にも負けないものをつくれ」と言われ、「性格を変えてやろう」と一念発起。好きな陸上だったら誰にも負けない―。それが生きる上でも自信につながった。

 ○…「競技者である以前にパフォーマーとして自分を考えている」。走幅跳はスタンドの目の前で競技を行うため、ビッグジャンプをすれば観客が盛り上がってくれる。だからこそ失敗したジャンプは見せたくないと意地をのぞかせる。現在は「オリンピック育成競技者」にも指定され、将来を嘱望される1人でもある。目指すは一流のアスリート。まずは東京五輪を視野に練習に励む日々だ。

 ○…自称「陸上オタク」。食事中はずっと競技の動画を見て、授業中に考えていたのは練習内容。毎日陸上のことで頭がいっぱいだが、時には後輩とカラオケで発散することも。4月からは福岡大学に進学し、新天地での生活が始まる。憧れるのはマイク・パウエルやカール・ルイス。「幅跳びをやってみたいと思わせる選手に自分もなりたいですね」

青葉区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

久保 貴英さん

沖縄小林流空手道協会の昇段審査会で錬士六段を取得した

久保 貴英さん

桜台在住 42歳

11月14日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

11月7日

市来 利之さん

30年前に制作された青葉区誕生記念ドラマ『青葉物語』でプロデューサーを務めた

市来 利之さん

桂台在住 68歳

10月31日

北川 知彦さん

第23回全国障害者スポーツ大会陸上競技に出場する

北川 知彦さん

桂台在住 56歳

10月24日

石橋 生(いくる)さん

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した

石橋 生(いくる)さん

青葉区在勤 42歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook