桐蔭学園高校1年の鈴木華子さん、渡久山栞さん、柴崎怜奈さんが、11月2日に行われる「ご当地!絶品うまいもん甲子園決勝大会」に出場する。
地元食材を使った看板メニューを開発し、料理とプレゼンテーションで優勝を争う同大会。7回目を迎え、全国から352チームが応募し、書類選考と選抜大会を通過した同校を含む8チームが「まるごとにっぽん」(台東区浅草)で行われる決勝大会に進んだ。
同校は関東甲信越エリアの選抜大会で優勝し、出場権を獲得。オリジナルメニュー「神奈川の幸(さち)凝縮焼売(しゅうまい)」で勝負する。三崎のマグロを味噌で炒めた餡を横浜の小松菜で包み、三浦の大根や相模湾のしらす、湘南のみかんを乗せて完成。県産食材の魅力を詰め込んだ一皿に仕上げている。
小松菜生かす
何か新しいことに挑戦したかったと話す鈴木さん。食への興味があったことから、料理好きの渡久山さん、柴崎さんと同大会への出場を決めたという。合わせて考えたのは青葉区内で小松菜を生産している祖父のこと。小松菜を生かしたメニューにしたいと、相性が良い焼売をベースに決定。焼売の皮にも小松菜を練りこむなど工夫している。
決勝を前に、ホテル日航立川東京の塚本伸次総料理長から指導を受ける機会もあり、今は試作を繰り返し、完成度を高めている。鈴木さんは「高校生のエネルギーで作った料理。情熱を感じてほしい」と抱負。渡久山さんは「試食に協力してくれた人のために頑張りたい」、柴崎さんは「県の魅力を伝えて優勝したい」と話している。
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