青葉区桜台で活動するチアリーディングスクール「青葉ドルフィンスターズ」の学年別2チームが神奈川地区大会でそれぞれ優勝し、3月23日から始まる全国選手権大会に出場する。初の全国の舞台でめざすは優勝。本番直前の練習にも熱が入る。
青葉ドルフィンスターズが出場したのは、ユナイテッド・スピリット・アソシエーション・ジャパン(USAジャパン)主催の大会。2月に行われた神奈川地区大会に4年生以下の6人からなるジュニアと、6年生以下8人の2チームが出場。各部門で優勝し、全国への出場権を手にした。
めざすは優勝
同チームは2017年に設立され、全国大会の舞台は初となる。「観てもらう人に元気を与えられるように、笑顔で演技をしたい」と元気に話すのは「青葉ドルフィンスターズジュニア」チームのキャプテン、石冨理央さん(10)。地区大会前には新しく入部したメンバーに技の名前を教えたり、それぞれの動作の高さを揃える細かな部分にも力を入れるなど、チームワークを高めながら練習に励んできた。副キャプテンの白倉咲さん(10)は「本番では(組体操のような)ピラミッドを観てもらいたい。みんなで優勝めざして頑張ります」と笑顔で話す。
そして、同じく優勝をめざす「青葉ドルフィンスターズ」。副キャプテンの藤本里歌さん(12)は地区大会を振り返り、「他のチームの熱意がすごかった。でも、自分たちも一生懸命練習してきたし、その結果を出せてよかった」と話す。練習ではチーム全員の気持ちが揃わず、うまくいかない時期もあったが、自主的にミーティングを重ね、全国という目標に向かっていくことを確認し、意識を高めていった。キャプテンの井上瑚都さん(12)は「小学校卒業後は別々の進路に進むので、このメンバーでの演技は全国大会が最後。悔いのないようにしたい」と意気込みを話した。
幕張メッセで行われる全国大会には11エリアの地区大会を勝ち抜いてきたライバルたちが出場する。チームを指導する長谷裕子代表は「みんな自主練を重ねたり、努力してきた。結果も大事だけれど、美しく、笑顔で演技を楽しんでもらいたい」と期待を寄せた。
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