神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2019年3月21日 エリアトップへ

避難所運営 机上で体験 区社協などが初企画

社会

公開:2019年3月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
平面図に書き込みをしながら対応
平面図に書き込みをしながら対応

 避難所に来た外国人や認知症、両親を亡くした子ども。次々と押し寄せる避難者をどれだけ適切に配置するか。避難所の運営者となって机上の平面図で模擬体験する「HUG(ハグ)」(避難所運営ゲーム)の体験会が3月9日、青葉公会堂で行われた。

 青葉区社会福祉協議会と青葉区災害ボランティア連絡会の共催で初めて企画された体験会。当日はHUGを開発した倉野康彦さんが講師を務め、地域防災拠点に関わっている人や同連絡会の会員ら16人が参加して行われた。

 ゲームでは避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれた「避難者カード」を体育館や教室に見立てた平面図に配置していくほか、避難者からの質問や要望、突発的な事柄などに対応する「イベントカード」を処理。考える時間がない中で避難者をさばき、汚物であふれたトイレや病人の発生、視察や取材の依頼まで、起こりうる事態にどう対応していくか、当日顔を合わせた参加者たちが、意見を出し合いながらゲームを進めていた。

 参加者は「次々と出される課題に条件反射で対応しなければならないのでストレスを感じ、また、反省が多々残る結果だった。事前にあらゆる想定をして備えておく必要を実感した」。区社協の担当者は「机上で体験することで課題が見つかる。今後、検討するきっかけになれば」と話していた。

青葉区版のローカルニュース最新6

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

区民アンケート実施中

区民アンケート実施中

区制30周年を迎えて

11月22日

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

不審な訪問が増加

不審な訪問が増加

水道局が注意喚起

11月21日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook