青葉警察署(大野晶尚署長)は1月18日、日頃の鍛錬の成果を区民に披露する恒例行事「武道始式」を署内で実施した。
高点試合では熱戦が繰り広げられ、柔道は伊藤弘樹さん(地域第三課)、剣道は安河内優さん(同)がそれぞれ優勝を果たした。また、署員による特殊詐欺被害防止の寸劇も。同署によると、昨年区内ではオレオレ詐欺や還付金詐欺など91件・1億4000万円の被害があったという。寸劇では近年増えている職権盗詐欺をテーマに実施。「キャッシュカードが不正に使用されている」と電話した上で、銀行協会を名乗る人間が自宅まで来てカードをすり替えるという手口をユーモアを交えながら演じ、注意を促していた。そのほか、逮捕術の模範試合も行われた。
大野署長は「区民の皆さんに(警察官の)力強さを感じてもらえたのでは。区内の刑法犯や交通事故は一昨年に比べ、昨年は減っているが、県下では特殊詐欺の被害件数が過去最悪だった。今年も詐欺など各種犯罪や交通事故に対し、署員全体が『ワンチーム』となって取り組んでいく」と抱負を述べた。
武道始式後には青葉地区警察官友の会(松澤孝郎会長)が主催する「警察署員を励ます会」も開催され、日頃の署員の仕事をねぎらっていた。
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