市政報告【13】 フードドライブで食品ロス削減を‼ 横浜市会議員 田中ゆき
皆さん、食べきれない食品を年間どのくらい捨てていますか?横浜市の家庭ごみの中には、食べ残しや手つかず食品、野菜等の皮を厚くむき過ぎる過剰除去といった、本来食べられるのに廃棄される「食品ロス」が年間約9万4千トンも含まれています。
これは市民一人当たり約25キロになる量です。食品を生産・流通・廃棄する過程では温室効果ガスが発生し、地球環境に影響を与え、食糧難を招く恐れもあります。
食品ロスのうち、手が付けられないまま捨てられてしまう「手つかず食品」が年間約2万トンも含まれています。
そのロスを減らそうと注目されているのが「フードドライブ」です。消費しきれない食品を寄付し、フードバンクを通じて食支援が必要な人や福祉施設に届ける運動です。新型コロナウイルスの影響で収入がなくなり、食支援を必要としている人が増えています。フードドライブでは、未開封で、賞味期限が2カ月以上残っている、常温保存できる食品を集めています。
青葉区では、イトーヨーカドーたまプラーザ店、ユーコープ(桜台店、たまプラーザ店、ハーモス荏田)などで食品寄付を受けつけています。消費しきれない食品は早めにフードドライブに寄付し、食品ロスを削減しましょう。
田中ゆき
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