桐蔭横浜大学剣道部は地域連携活動の一環として小中学校に学生を派遣し、剣道教室や部活動のサポートを行っている。
今年で3年目となる活動で、青葉台中、あざみ野中、あざみ野第一小・鴨志田第一小などで、週1回から月1回程度の頻度で実施している。
10月17日には鴨志田第一小学校放課後キッズクラブで剣道教室を実施。コロナ禍で今年度初めての開催とあり、同クラブの吉田美保子主任は「子どもたちも楽しみにしていた」と話す。当日は4人の学生が、13人の小学生を指導。素振りなど基本動作のほか、新聞紙を竹刀で切ったり、丸めた新聞紙を竹刀で打ち返したり、子どもが楽しめるように工夫しながら1時間の練習を終えた。
初めて参加した1年女子児童は「跳躍素振りが難しかったけれど、面白かった。次回も参加したい」と話し、2年ほど続けている3年男子児童は「久しぶりに剣道ができて楽しかった。これからも続けていきたい」と笑顔を見せた。一方、指導にあたった同部3年の板倉凌さんは「子どもは専門用語が分からないので、言葉の使い方、伝え方を含めて勉強になる。剣道だけではなく、子どもから話をしてくれて楽しい」と振り返った。
同部の高瀬武志監督は「子どもたちに剣道を知ってもらうことだけでなく、学生も地域との連携を学び、また、子どもの指導を通じて大きな経験ができる」と話し、「今後も近隣の小中学校で要望があれば地域貢献としてもやっていきたい」と語っている。
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