桐蔭横浜大学硬式野球部が11月12日、第16回関東地区大学野球選手権大会で7年振り2度目の優勝を果たした=写真。
関東各地区の秋季リーグ戦優勝、準優勝校で争われる関東大会。神奈川大学野球連盟1位で出場した桐蔭大は9日の初戦で中央学院大学と対戦。一進一退の攻防で1対1のまま迎えた9回裏、1点をもぎ取り、サヨナラ勝ち。続く11日の準決勝、共栄大学戦は好調な打撃で8対1で勝利を収め、2013年以来の決勝の舞台へと進んだ。
創価大学との決勝は3回に3点先制、5回に埼玉西武ライオンズに入団が決まっている渡部健人選手の犠牲フライで4対0に。その後は5、6、7回と1点ずつ詰められる苦しい展開だったが、最後は3試合を1人で投げてきたエースの片山皓心(ひろみ)選手が最後の打者を空振り三振で仕留め、7年振りの優勝を決めた。
例年なら大学日本一を決める明治神宮野球大会へと進むが、大会自体が中止で4年生はこの決勝で引退。チームをまとめてきた加賀航主将は神宮大会中止に悔しい思いもあったと話すが、「(関東大会で)準優勝以上になって初めて出場権も得られるもの。そこまでの結果を出してから悔しがろう」と切り替え、今大会に臨んでいたという。また、最優秀選手賞、最優秀投手賞に選ばれた片山選手は「4年生最後の試合を勝ててうれしかった」と話す。4月から社会人野球のHonda硬式野球部に所属するエースは「下級生の投手もベンチ入りメンバーに多かった。この経験を活かしてほしい」と語った。一方、渡辺選手は「県のリーグ戦も簡単ではないが、桐蔭の野球をすれば結果は付いてくる」と後輩にエールを送った。
同部の齊藤博久監督は「コロナ禍で練習もままならない時期も加賀主将を始め、4年生がチームを良くまとめた。自分たちで練習を行い、準備をしていたことが、優勝につながった」と4年生に労いの言葉をかけた。
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