新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、青葉台を中心に医師らが飲食店や接客店などを回り、具体的な感染予防対策のレッスンを無料で行っている。
レッスンを行っているのは臨床と公衆衛生の両面から見た感染症専門医の岩室紳也医師と、桜台在住でリスク管理・コミュニケーションが専門のコンサルタント、西澤真理子さん。西澤さんは6月、新宿・歌舞伎町が「夜の街」と一括りにバッシングされていたことに違和感を感じ、岩室さんと協力して感染リスクを下げる対策を店に伝える活動を始めた。その後、助成金を得て活動を広げ、西澤さんの地元の青葉台でもレッスンを行ってきた。
11月11日には青葉台のレストラン「レロエ・クオーレ」を訪問。前回の訪問で、アルコール消毒はテーブルごとに設置、フェイスシールドは飛沫が隙間から落ちる恐れがあるので不織布マスクを使うべきなど、一つひとつ具体的なアドバイスを受けた同店の芝孝輔さんは「お客様にも対策の根拠をしっかり説明できるようになったことがありがたい」と感想を話した。岩室さんは「国は冬でも窓を開けての換気を呼び掛けているが、エアロゾル感染を防ぐなら換気扇などで空気の流れを作る方が大事。その他にも対策はお店によって異なるので助けになれれば」と語る。
レッスンを受けた店舗には”お墨付き”シールを配布。「正しい対策を知ることで安心に繋がれば」と西澤さん。レッスンの申込み・問合せは【URL】https://literajapan.com/yorupuro-fomuへ。
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