市立美しが丘西小学校(江口和良校長)で1月21日、東急バス株式会社虹が丘営業所の運転手らを講師に迎え、児童の交通安全教室を実施した。
同校では登下校中の事故防止を目的に1年生には道路の歩き方、4年生には自転車の乗り方の授業を毎年行っている。今回は児童のバスの事故を減らしたいと近隣小学校などで授業を行っている東急バスの提案で初めて行われた。
校庭には3台のバスが並び、1年生87人が参加。児童は実際に運転席に座ってバスには死角が多いことを確認したり、DVDを見て運転手からバスの乗り方や交通ルールなどを学んだ。また、運転手への質問ではバスの種類や運転席が高い理由など様々な質問が多く寄せられ、児童は意欲的に学んでいた。
授業を受けた児童は「人が見えない場所があるのが分かった」「ルールを守って横断歩道を気を付けて渡りたい」と話し、江口校長は「(学校周辺は)坂など見通しが悪いところが多いので注意喚起になれば」と語っていた。
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