桐蔭横浜大学(溝上慎一学長/鉄町)のサッカー部が2人のJリーグ内定者を輩出し、1月13日に合同会見を行った。加入先は、GK早坂勇希選手が川崎フロンターレ、MF圓道(えんどう)将良選手が鹿児島ユナイテッドFC。川崎Fには同部から3年連続で選手を送り込んでいる。
2年連続J1王者の川崎Fに内定した早坂選手は同チームの下部組織出身。ユースからトップ昇格ならず、大学で練習に励み、念願のチームからの内定となった。「1度は諦めかけた夢。4年間大学で努力をし、大好きなクラブに戻れて嬉しい」と喜びを語り、また、「ハードルが高いほど燃える。1日でも早くデビュー戦を飾りたい」と意気込んでいる。同チーム強化部担当者も「大学で力を付けて帰ってきてくれた。彼の強みである反応の良さやシュートストップなどで突き抜けてくれれば序列も上がるのでは」と期待を寄せた。安武亨監督も「間違いなく大学ナンバーワンのGK。川崎Fには、チョン・ソンリョン選手という高い壁があるが、そこにしっかり挑んでいってほしい」と激励した。
J3・鹿児島ユナイテッドFCに加入する圓道選手は「もともと、FWながらもサイド、トップ下、ボランチもできる。かなりユーティリティーな選手で、守備もできる」と安武監督は評価する。同チームの強化担当も「J3優勝、J2昇格に必ず貢献してくれる」と話し「不安よりもワクワクが強い。プレースタイルも合っている。開幕スタメン目指して頑張りたい」と圓道選手。
また、子どもサッカー教室など地域交流を積極的に行ってきた同部。「地域に支えられながら練習できたことの感謝を忘れないようにしたい」と早坂選手は話し、圓道選手は「身長162cmでも武器さえあれば誰でもプロになれる」とプロを目指す子どもたちにエールを送った。
青葉区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|