横浜市はこのほど、旧横浜文化体育館=中区=の敷地で整備しているメインアリーナ施設の名称を「横浜BUNTAI(ぶんたい)」に決定したと発表した。
供用開始を2024年4月に予定しているメインアリーナ施設は、延床面積約1万5000平方メートルの3階建てで、アリーナの観客席は約5000席。名称については、横浜市内に在住・在勤・在学者を対象に1月19日〜2月15日かけてインターネットとはがきで募集を行い、1416票の応募があった。
募集時には、横浜Uアリーナ、横浜体育館、横浜文化体育館、よこはまぶんたいの4案から選ぶか、その他を選択し名称を提案することになっており、「横浜Uアリーナ」が494票と最も票を集め、横浜文化体育館が254票と続いた。市は、票数や選定理由を踏まえ、学識経験者や体育関係団体などからなる横浜市スポーツ推進審議会に意見を求めた。
同審議会では「『文体』という市民になじみのある言葉を入れたほうがよい」など名称案や名称決定に際し留意すべき事項などの答申を出し、それを受け市で名称案を決定。そして第2回横浜市会定例会の議決を経て「横浜BUNTAI」と名称が決まった。
優先予約を受付
同施設では現在、優先予約の申込を受け付けている。対象となる事業は、国際大会や全国大会、スポーツリーグ、興行などの大規模イベントが対象。受付は11月30日(水)までで、12月中旬ごろに利用決定を通知する。一般利用については、来年4月ごろに先着順で予約を開始する予定。
興行等の1日あたりの利用料金は平日214万5千円、土日祝308万円。詳細は同施設HPの「利用に関するご案内」から。申込や問合せは指定管理者の(株)YOKOHAMA文体【メール】contact@yokohama-buntai.jpへ。
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