市政報告㉙ 道路損傷通報システムの活用を! 横浜市会議員 田中ゆき
2021年5月、LINEを活用して道路の損傷等を通報できる『横浜市道路損傷通報システム』が運用開始されました。それまで、市民の皆様からの道路に関する通報や相談は、行政窓口やメール、手紙が主な手段でした。本システムを使えば、道路の損傷等を発見したその場で、LINEのトーク画面の案内に従って損傷種別や写真、位置情報などを選択、入力するだけで通報が完了します。現場からタイムリーに、また電話通報よりも多くの情報を提供できるため、行政側が状況を詳細に把握でき、迅速で効果的な対応につながる利点があります。
運用開始から約1年間で、システムからの通報は、市全体で2106件、青葉区で154件でした。21年度の全通報件数2万1176件からすると、システムを活用した通報は約1割に留まっています。より多くの方に活用されるようになれば、行政だけでは把握しきれない道路損傷等に対しても素早く対応でき、より一層地域の安全安心が守られるようになります。広く市民の皆様への広報周知と活用の取り組みを進めていくことが重要です。特にスマートフォン操作に不慣れな方に対しては、地域で盛んに開かれるようになったスマホ教室の機会を捉えるなどし、活用できる環境を整えていくことも必要と考えます。
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