車の運転手にヘッドライトの点灯を促す「おもいやりライト運動」が11月8日、桐蔭横浜大学の学生が中心となって青葉区内で初めて行われた。
交通事故が午後4時から6時までの時間帯に多発する現状を受け、同運動はこの時間帯の事故を減らそうと日没30分前からのヘッドライト点灯を促すもの。運転手が歩行者を見るためだけではなく、歩行者が車に気付きやすくすることも目的だ。さまざまな企業や団体が賛同しており、11月1日から10日まで全国一斉に行われた。
運動には同大学スポーツ健康政策学部の尾山研究室の学生15人と青葉警察署らが参加。高齢者の健康作りを学んでいる同研究室だが、身体能力の低下による事故を防ぐだけではなく、事故を防ぐ環境も重要との認識から実施を決めたという。当日は鉄町の環状4号入口交差点付近で日没前の30分間、赤信号で停車している車にパネルを見せる活動を行った=写真。
パネル裏には「ありがとう」と書かれており、点灯してくれた車に見せるなど、学生らは楽しみながら実施。同大学4年生の工藤真由果さんは「点灯してもらえると嬉しかった。自分も車に乗る際はライトをつけたい」と話していた。
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