桐蔭横浜大学の学生食堂で11月21日から12月17日までの23日間、半額ランチの提供が行われた。
コロナ禍や物価高騰で困窮する学生支援を目的に、同大学同窓会(横田寛会長)の寄付によって実現したもの。期間中はラーメンが170円、日替わりランチが270円など、半額メニューが並び、学生で賑わった。
約2400人が学ぶ同大学。概ね4人に1人が一人暮らしで、光熱費や物価の高騰が生活を直撃している。この状況を目の当たりにした大学側が同窓会に協力を求め、実現にこぎつけた。
期間中、視察に訪れた横田会長は学生と日替わりランチを食べ、情報交換。硬式野球部の庄子光翼さん(19)は「半額なので2人前食べています」と笑顔。一方、バスケットボール部で一人暮らしをしている川田優唯さん(21)は、食費が高くなったと話し、「(実施期間中は)学食の利用が増えそう」と語った。
横田会長は「学生の生活も大変。支援を続けていきたい。この活動を通じ同窓会を間近に感じてもらい、将来の活動に繋がれば」と話していた。
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