青葉区では区民の生活意識や区政に対する満足度、要望等を的確に把握し、今後の区政運営に活かしていくことを目的に「区民意識調査」を実施している。このほど2022年度の調査結果がまとまり、区のホームページで公開された。
住民基本台帳から無作為に抽出された青葉区内に居住する満18歳以上の5000人を対象にアンケート調査を実施。22年9月30日から10月14日までの期間中に郵送またはインターネットにより2833件の回答を得た(回収率56・7%)。
設問は最大で34問。青葉区や横浜市に対して愛着や誇りを感じているか、という質問に対しては、青葉区については「感じている」が45・0%と最も高く、次いで「やや感じている」が34・6%。2つを合わせると79・6%で約8割となった。一方、横浜市に対しては「感じている」が37・6%、「やや感じている」が33・8%で、計71・4%。区と比べると8・2ポイント低い回答となった。
生活環境に関する質問では、「暮らしやすい」(49・9%)、「どちらかというと暮らしやすい」(36・1%)の合計が86・0%と高い水準となった。定住意識に関する質問でも、66・4%が「住みつづけたいし、住みつづけると思う」と回答。住みやすさを感じている人が多数を占めているという結果が出た。
時代に合わせた設問も用意され、脱炭素に向けた意識に関する質問では、「積極的に取り組んでいる」と「ある程度取り組んでいる」の合計が49・8%という結果に。デジタル化済みの行政手続きの利用に関する質問では「利用したことがある」が30・7%だった。
区政推進課企画調整係では「データに基づき、行政の施策に反映させていく」としている。
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