訪問看護ステーション「ナースの家すすき野」で5月26日、桐蔭横浜大学尾山研究室主催の健康麻雀が行われた=写真。
高齢化が進む日本で若者たちの柔軟な発想とデジタル技術の力で介護課題を解決することを目的とした「介護デジタルハッカソン」の一環で初開催。2022年から青葉区と共同で認知症リスク低減に向けた調査研究を実施してきた同大。調査の中で高齢の男性は女性よりも社会参加が少ないことが分かり、学生の発案で高齢者の健康、認知機能の向上に効果的とされ、男性の参加が見込める健康麻雀を取り入れた。
麻雀の経験を問わず、すすき野団地の住民らが参加。未経験者卓では学生たちに教わり会話をしながら、経験者がいる卓では勝負に熱中し、盛り上がった。
麻雀の合間には健康体操も取り入れ、座りっぱなしにならないように工夫も。同大の小島岳留さん(4年)は「最初は上手くいくか心配だったが、想像よりはるかに盛り上がった。次回も開催したい」と意欲的。岩渕充貴さん(同)は「自分もベテランの方に教えてもらい一緒に楽しんでいた」と振り返った。参加者たちは「指導してもらいながら楽しくできた」「継続したい」と既に麻雀に夢中になっていた。
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