あざみ野第一小学校で2月26日、鶴見大学文学部の元木章博教授と研究室の学生らを招き「聴覚障害」に関する授業が行われた。学校図書館が企画した聴覚障害に関する展示の一環で、昨年の企画展「視覚障害いまむかし」に続き2回目。
当日は午前中に3年生3クラス、午後に6年生1クラスを対象に授業が行われた。元木教授は声を出さずに手話を交えて自己紹介した後、障害と病気の違いや、日本における18歳未満の聴覚障害者の人数などのクイズを出題した。
また、音声と文字を禁止した上で、絵で見たものを人に伝えるゲームを実施。児童は、「新幹線」や「東京タワー」といったお題に対し、手を素早く横に動かしたり、揃えた手を上に伸ばしたり、必死にジェスチャーを繰り返していた。
元木教授は「聴覚障害は外見上では分からず、『見えない障害』とも言われる。誰もが年を重ねれば耳の聞こえづらさを感じるように、特別なものではない。コミュニケーションの取り方などを考え、工夫してほしい」と話していた。企画展は2週間ほど開催され、他の学年にも共有していくという。
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