中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった 宮原 洋明さん 大場町在住 68歳
いつの間にやら30年
○…親戚に頼まれ、中里地区の青少年指導員を引き受けたのが1995年。気づけば約30年、町内会や子ども会などのイベントに携わってきた。「最初は青少年指導員の存在すら知らなくて。自治会の役かと思っていた」と苦笑い。それが2018年に副会長、22年からは会長を務めるように。鉄小学校で開催される中里地区のヒコーキ大会では、組立て飛行機の調達にあたるなど、押しも押されぬ中心人物だ。
○…北九州市の出身。父の転勤で高校1年から現在の住まいに移り住んだ。「父が土地を買った時は港北区で、家を建てた時は緑区。それから青葉区になりました」と笑う。3人の子どもは全員が鉄小学校の出身。妻はPTA会長を務めるなど学校との関わりは深い。実は長男と妻も「人物風土記」に登場したことがあるそうで、「まさか自分も出られるとは」と驚いた様子。
○…「とりあえずやってみる」が信条。定年後、勤め上げた会社の近くにあったバナナジュース店の店長と意気投合。応援したいとの気持ちから顧問を務めることに。「バナナ繋がりでエクアドル大使館に行ったり、テレビ東京とコラボしたり。すごく楽しい経験をさせてもらっている」。また、東京都中央区の観光検定に合格し、「日本語観光ガイド」の資格も。本来なら東京オリンピックで道案内をする予定だったそうだが、「出来なかったことが心残り」と残念がる。
○…子どもに限らず、地域にゆかりがあれば誰でも参加できるのが中里地区のヒコーキ大会の良いところ。「この日に合わせて各地から帰省してくれる。そんな楽しいイベントにしていきたい」。それが今の夢だ。そのためにも大会を継続していくことが重要。まだまだ休む予定はない。
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