転倒・認知症予防を目的とした青葉区制30周年記念イベント「ポジティブエイジングフェス2024」が4月10日、17日、24日の水曜日にたまプラーザテラス2階プラーザホールで行われる。たまプラーザ商店会主催。参加無料。
転倒予防や認知症予防に知見のある大学院教授や医師による講演会や転倒予防運動、体力測定などを行い、介助を必要としない自立した日常生活を送れるように備える。
ボイストレーニングなどの体験型イベント、落語や太鼓演奏など区内で活躍する団体なども多数出演し、1日中楽しむことができる。参加対象は健康への関心や認知症予防に興味がある人、認知症サポーターについて学びたい人。申し込み不要(一部除く)で自由に参加を。各日午前10時30分から午後5時。たまプラーザ駅前通り商店会、(一社)たまプラーザ中央商店街、認定NPO法人神奈川県転倒予防医学研究会共催。
10日は、順天堂大学大学院の町田修一教授が講演「今からできる転倒予防と認知症予防の筋活」、医療法人社団緑成会横浜総合病院の長田乾医師が講演「認知予備能を鍛えて認知症予防」と題し、解説する。
17日は(一社)認知症協会の山根一彦代表理事による「認知症にならないための最高の生活習慣」の講演が行われる。
24日は日本転倒予防学会の転倒予防指導士である朝香好平さんによる講演「転倒予防の基礎知識」のほか、体力(健脚度)測定などイベントも盛りだくさん。全日、区内にある老人ホーム施設や在宅介護などの企業ブースの出展あり。詳細は下記から確認を。
迫る、2025年問題
2025年は全ての「団塊の世代」が後期高齢者(75歳以上)を迎え、認知症人口は約700万人(65歳以上の5人に1人)を超えると言われている。社会保障や医療・介護、年金などが限界に達し、社会全体で様々な問題が発生すると懸念される「2025年問題」が迫っている。
たまプラーザ商店会の朝香会長(75)は「2025年を前にどう生活していくべきなのか。一人一人自分たちでできることをやっていかなければならない。たまプラーザの街から何かあったら支え合い、『お互いさま』と言い合える、安心して暮らせるまちを創っていきたい」と話す。
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