市政報告㊻ ペロブスカイト太陽電池の実用化へ向けて! 横浜市会議員 田中ゆき
ペロブスカイト太陽電池は、桐蔭横浜大学で生まれた次世代太陽電池です。薄く、軽く、曲げられ、屋内や曇天でも発電できる等の優れた特性があり、世界が注目する新技術です。私はこれまでの議会において、青葉区発の新技術ペロブスカイト太陽電池の実用化へ向けての取組は、横浜市にフィールドを置き、産官学民連携し、市全体で取組むべきと提言し続けて来ました。その結果、昨年2月に青葉台駅にて日本初の公共空間での実証実験が実現。その後は市内18区のイベント等でペロブスカイト太陽電池の広報周知が盛んに行われるようになりました。
市の令和6年度予算では大学、企業、関係団体等と連携し、ペロブスカイト太陽電池の特性を活かした新たな用途開発の支援や、建材一体型も含め、開発の状況に応じた市域での実証・実装事業や機運醸成での活用など、予算が拡充されました(令和5年度700万円→令和6年度2千500万円)。また、今年3月27日には桐蔭学園・横浜市主催「第1回ペロブスカイト太陽電池フォーラム」が開催され、市民、事業者、行政、大学が一堂に会し、国内外の動向について学んだり、新たな活用方法について考えるワークショップも開催されました。青葉区発の新技術の実用化へ向けて、引き続き、市政に取り組んで参ります。
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