意見広告・議会報告
市政報告【10】 横浜市こども・子育て基本条例が制定されました 横浜市会議員 おさかべ さやか
子どもや子育てに関する施策を推進するための「横浜市こども・子育て基本条例」が制定されました。私は同条例案のプロジェクトチームの役員として、実際に文章を作成しました。ここでは、この条例の特徴を分かりやすく説明いたします。
まず、この条例の大きな特徴は「包括的な施策推進」です。条例には「施策を総合的に推進する」という言葉が何度も出てきます。これにより、どの部署がどのような施策を行う際にも「子どもの視点を取り入れる」ことが求められます。他の自治体の条例が特定の分野(例えば教育や福祉)に焦点を当てるのに対し、横浜市の条例はあらゆる分野を包括的に取り扱っています。
次に、この条例は、子どもの意見を施策に反映させることを明確に義務付けています。これにより、子どもたちが自分の意見を表明し、それが実際に考慮されることが保証されています。他の自治体でも子どもの意見を尊重する条例はありますが、具体的な施策反映の手続きを明確に規定している点で、横浜市の条例は先進的です。
また、市民や事業者、育ち学ぶ施設の関係者の役割も詳細に規定されています。具体的な行動を明示することで、より協力的な社会を構築しようとしています。
横浜市が子どもと子育て世代に優しい都市として発展するための礎に、この条例がなって欲しいと思います。
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