小学生女子サッカーチーム「FCすすき野レディース」の代表を卒団する 吉村 望さん すすき野在住 75歳
「継続は力なり」伝え35年
○...創部45周年、289人の選手を送り出してきた小学生女子サッカーチーム「FCすすき野レディース」。10期から35年間、支えてきたチームから退くことを決めた。卒団式は海外リーグで活躍する現役日本代表や教え子、保護者らが駆け付け盛大に。「育てたわけではなく、選手の努力と意識。小学生から『夢は日本代表』と宣言して叶えている選手がいるなんて凄いことだよね」
○...2人娘の入団を機に40歳でコーチ、翌年から監督に。機械設計のサラリーマンとして働きながら休日は指導の日々。両親が転勤族で、やりたかったサッカー部に所属できたのは高校の1学期のみだったこともあり、「どこかでサッカーに携わりたい気持ちがあったのかも」。少女サッカーの組織作りに尽力し、関東サッカー協会女子委員会少女部会長も歴任。日本サッカー協会100周年功労表彰やオリンピックで活躍した教え子の清水梨紗選手の育成指導者としても評価された。
○...現在のチームは「2世代で通う親子もいる」と微笑む一方で、選手は10人と減少傾向にあることや時代よって変化する指導法に悩んだことも。後期高齢者になった節目に卒団を決意し、惜しまれつつ後進にチームを託す。「ずっと仕事とサッカーだったから、これから何をしたらいいのか」と照れ笑い。
○...継続は力なり、指導者として変わらず言い続けてきた言葉だ。「勝つためには辛いことも。悔しい思いをしなければ勝ちたい気持ちも芽生えない」。現在もプロなどで活躍する選手には小学生からその気持ちが当たり前にあった。「選手から沢山学ばせてもらったね」。着任時から全て保管するプログラムを手に「35年か長いな」と振り返りながら、今後の女子サッカーの発展を願う。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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