青葉消防署が6月25日、みたけ台幼稚園の保護者に向けた予防救急講習を行った。区内幼稚園で保護者向けに実施されたのは初めてで、同園が火災予防協会に入会したことをきっかけに開催され、35人が参加した。
横浜市消防局では昨年の救急出場件数が過去最多だったことを受け、救急車の適正利用を周知する一環として救急要請の多い子どもの発熱時の対応について啓発に取り組んでいる。
青葉区は0歳から6歳の救急要請が全体の約10%を占め、市全体の7%より高く、約4割が発熱関連だという(データは昨年/速報値)。講師を務めた救急救命士の小畠理宏さんは幼児の事例として多い、夜間に発熱した場合や熱性けいれんの対応、救急車を呼ぶべきか迷った時の「♯7119」の活用を周知。「知っておいてもらえるだけで救える命がある」と小畠さん。保護者らは小児死亡事故の上位である気道閉塞時の処置法や胸骨圧迫なども積極的に実践。木下泰園長は「防災意識を高く持ち取り組んでいるが、情報は常にアップデートされる。日頃から専門家の意見を取り入れていきたい」と話した。
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