神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2012年2月9日 エリアトップへ

11日(土)開催のスポーツ人の集いで講演を行う 横溝 三郎さん 市内在住 72歳

公開:2012年2月9日

  • LINE
  • hatena

「人生は諦めないこと」

 ○…講演のタイトルは『スポーツと私』。「私は、陸上から色々なことを教わったので、陸上から経験した人生を話そうと思っています。少しでも興味を持って聞いてもらえれば嬉しいですね」と意気込みを話す。全国からの講演依頼を断り続けているが、今回は、出身地である緑区からの依頼とあって引き受け、気持ちも高まっている。

 ○…中山中学校ではバスケ部と陸上部に入部。バスケで身体のバネを鍛えることができ、陸上にも好影響を与えた。当時箱根駅伝に出場していた地元選手が中学校で練習している姿に憧れ、本格的に陸上へ。進学した横浜高校では3000mで当時のジュニア世界新記録を更新。「世界を意識し始めたのもこのころからでした」。24歳で東京オリンピック3000m障害に出場。小学校の卒業文集に書いた「オリンピックに出る」という夢を叶えた。

 ○…箱根駅伝の歴代名ランナーとして語り継がれている。中央大学で4年連続出場。今も破られていない6連覇の中心メンバーとして活躍した。しかし、5区山登りを任された2年生の時、ケガの影響でブレーキとなってしまった。何度も諦めかけたが、フラフラになりながらも襷を何とか繋いだ。「復路のメンバーが逆転してくれて本当に嬉しかった。今でも感謝の気持ちを忘れていません」。それと同時に今でも「諦めずに走りきり、襷を繋ぐことができてよかった」という思いを強く持っている。

 ○…ラジオ、テレビで27年箱根駅伝の解説を担当した。歴史に残る名場面を現場で実際に見てきたが、特に気になった選手は自身も経験したブレーキした選手。自身の姿と重ねながら「これが終わりではない。未来があるという気持ちを込めて解説していました」。講演でも、特に若い人が希望、目標を持って生きていけるようなきっかけになればと願う。「これまで支えてくださった人々に感謝を込めながら講演したい」
 

緑区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

長島 裕子さん

日本語教師で、11月30日開催の「やさしい日本語」に関する講座で講師を務める

長島 裕子さん

青葉区在住 59歳

11月14日

鈴木 千尋さん

東洋英和女学院大学の「かえで祭」で初めて「フードドライブ」を主催した

鈴木 千尋さん

金沢区在住 20歳

11月7日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

10月31日

服部 真人さん

鴨居小学校創立150周年の記念誌委員会の委員長を務める

服部 真人さん

鴨居在住 59歳

10月24日

辻 翠(つじ みどり)さん

霧が丘の「ぷらっとkiricafe」での日本語カフェの担当講師で、10月12日の国際交流イベントにも参加した

辻 翠(つじ みどり)さん

三保町在住 38歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 11月14日0:00更新

  • 10月31日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook