11月3日(祝)中山まつり 「復活」テーマに地域盛り上げ 復興支援の取り組みも
区内最大級のイベント「第32回中山まつり」(主催/中山商店街協同組合・加藤龍昭理事長)が11月3日(日)・(祝)、中山駅南口を中心に開催される。メイン広場や特設ステージでの発表のほか、東日本大震災の復興支援も企画されている。
同イベントは毎年テーマを決めて行われている。今年のテーマは「復活」。良き時代の輝きを再び呼び起こし、地域を盛り上げていこうという思いが込められている。
60年前の神輿蘇る
そんなテーマを象徴する存在として注目されるのが、今から60年ほど前までお祭りで担がれていたお神輿の復活だ。同商店街では、今年の春、城田屋燃料店の解体した倉庫から偶然見つかったこの神輿を磨き上げ、当時の輝きを復活させた。この神輿は同店の先先代が私財を投じて地域の子どもたちのために手に入れたものだという。
このほか、例年と同じように駅前広場では、午前9時40分から近隣小・中学校や区内を中心に活動している団体による演奏やダンスなどが披露される。駐車場特設ステージでは9時半から、上山太鼓や神奈川大学附属高ダンス同好会によるダンスや、熱気あるステージイベントが繰り広げられる予定だ。
石巻物産展を実施
ペデストリアンデッキ上では東日本大震災復興支援として石巻物産展を行う。「商店街は商店街を支えよう」という思いのもと、被災企業が販売している数々の物産を販売する。また、本部テントと物産展会場の2か所に募金箱を設置する(それ以外の場所での募金活動は行わないので詐欺等に注意)。
スタンプラリーは「秋の七草」テーマに
昨年に引き続き今年もスタンプラリーを開催。「秋の七草」として、会場内5カ所にスタンプ場を設置する。中山まつりパンフレット内にある、スタンプラリーページを台紙とし、当日に会場内を回り、全て集めると数量限定でラッパ水仙の球根がプレゼントされる(一人1個)。景品交換所は、グリーンライン中山駅改札口イベントスペースとなっており、景品の受け渡しは午後4時まで。
中山商店街の加藤理事長は「”復活”というテーマを決めた直後にお神輿が見つかるという奇跡的な出来事がありました。日本の復活、被災地の復興、地域の復活などへの思いを込めたテーマのシンボルとして多くの人にお披露目ができれば嬉しいです。中山商店街は市内でも屈指の加盟数をほこる商店街へと成長しました。いつ来てもワクワクするような場所になっていけるよう、皆で盛りあげていければと考えています」と話している。
まつり当日、中山駅南口周辺道路は午前9時から午後5時まで車両通行止めに。小雨決行、雨天は中止。中止の案内は、当日7時に中山商店街協同組合【URL】http://www.hot-nakayama.info/で告知する。
![]() まつりのパンフレット
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