長津田在住の保井俊一郎さん(41)が4月12日から15日まで代々木体育館(東京都)で開催された重量挙げの「マスターズワールドカップ2016」に出場し、男子40〜44歳クラスの85kg以下級で念願の初優勝を果たした。
保井さんは昨年もアメリカで開催された同大会に出場。銅メダルを手にしていた。今回の大会では、スペイン・ポーランドの選手をおさえての優勝に、「とても嬉しい。過去の大会から6位、3位、そして優勝と順調に成績をおさめることができた。日本で開催された大会だったので、精神的にも安定していたと思う」と話している。
古代オリンピックから正式種目に採用されている「ウエイトリフティング」。競技はバーベルを床から頭上まで一気に持ち上げる「スナッチ」と、床から肩の位置まで引き上げた後、さらに頭上へと持ち上げる「クリーン&ジャーク」の2種目の最大成功重量の合計値を競う。パワーはもちろんだが、スピードとバランス、そして技術力が必要とされる競技だ。
世界選手権視野に
今回の大会の成績は、今年6月に行われる「全日本マスターズ」などとあわせて、来年ニュージーランドで開催される世界マスターズ選手権の代表選考に加味される。
保井さんは「厳しい戦いが予想されるが、無理せず落ち着いて、自分らしい競技ができれば」と意気込みを語った。
![]() メダルを手に笑顔の保井さん
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